2022年4月30日

峠をそのまま乗り越えGWに突入。久し振りに睡眠の概念が壮大にぶっ壊れて山道をブレーキを掛けずに転げ落ちる。
休日の予定なんて何も考えてなかった。映画を見たり、本を読んだり、平日でも出来るよ。勿体無いねえ。
健康診断の結果が恐怖新聞みたいに窓を突き破って投函されてきた。
ピロリ菌の検査結果、陽性。要二次検査。おめでとう。スーパーマリオブラザーズ3のPマークがピロピロなる音が響く、Bボタンを離すな、駆け抜けろ。なんでタヌキの尻尾で空が飛べるんだろう。
ワークマンのバイクウェアのクオリティが高い。初めてワークマン行ったんだけど、どの服も機能性をゴリゴリ推していてサイバーパンクな感じがしてきた。
夏用のライダーパンツ、もう一本欲しいな。今日は4店舗くらい梯子したのだけど、Mサイズがどれも品切れだった。再入荷のタイミングってみんなどうやって知るの?
そんな事を考えながらむさしの森コーヒーで今日1まともな食事を摂りながらキーボードを叩いてる。
☀️☀️☀️
プレッシャーにプレッシャーを極めた映像作家100人のティザー映像が本日公開された。
今は別のラスボス(という表現はアレか、しかし創作は己との戦いとも言いますよね)の第二形態に備えているせいか実感が分厚いゼリーに挟まれて中々湧かない。夢か。。これは。。夢なのか。。
映像作家100人、憧れだよ。上京したばかりの二十歳過ぎ、まだ出会ったばかりの今の社長と六本木の映像作家100人のリリパに行ったりして、深夜のファミレスか何かのお店でいつか載りてえなと話し合って野心を燃やした記憶がある。
今みたいにYOUTUBEで分け隔てなく色んな映像をガンガン見れる時代では無かった頃、映像作家100人の書籍にはDVDが付いていて色んな作家さんの映像作品を見る事が出来て宝箱みたいだった。
あれから年月が経ち、今は狂った様に液晶画面にドットを打ち込み続け、現代のクリエイターというキラキラな概念とは対極の位置で野ネズミの様にサバイブしていて
そう、そんな最中に、この時代にまさか自分に2022年の映像作家の100人のティザー映像のオファーを頂いた。
正直も申し上げれば内心「まじか!!自分に!?ドット絵だよ?」という気持ちでいっぱいだった。
胃がキュッとして、それではいかんと行動で内面を変えていきたいので、会社のSlackで「俺の時代来た」と気を大きくして報告するもスタンプ1つ付かない。辛い。(後程ヤバの2文字のコメントだけついた)
深呼吸。
自分に期待するものは何か?
ドット絵。ドット絵だ。
ドット絵のアニメーション。ドット絵のアニメーションだよな、ドット絵のアニメーションって自分が今までやってきた事だよ。
だからInstagramの広告に出てくるゴリゴリなモーショングラフィックみたいな物を技術だけでカバーしてもしょうがないじゃないか。
それは凄いけど別に自分が死んでも代わりの人ができる事じゃないか、そんなものを映像作家100人に残すのは意味がない、だから流行りとか2022年の〜みたいなマインドは一旦忘れようと思った。
出来る事をやろう。
”自分が”いま出来る事をやる、その意識に自分を導くまでが大変だった気がする。

グリッチも3Dフレームっぽいところも最終的に手打ち&手作業で調整。
1フレームどこで止めても好きな絵になるような気概で作った。
色は自分にとって刺さる色を選ぼう。90年代のPDA、カシオのOPINIONのカラー液晶の色合いを感じさせるものにしよう。キャラクターのデフォルメはイラストやSDキャラをドット化したのではなく、ドラクエのドット絵みたいなドットそのもの自体のディテールがあるもの。様々な要素を画面に入れたいけど画面自体はまるでパソコンのソフトみたいに整理された情報を感じさせたい。イラストも入れるけど色の階調感は点のパターン打ち方に色々な表情を出してスペックの中で工夫した様な侘び寂びを感じさせたい、それに大好きな東京ゲートブリッジからの景色も入れたいな、、etc色々な自分にとってのベストを詰め込めさせて頂いた。
(きっとそういった拘りや好きが沢山ある人がより素晴らしい絵を描くんだろうなと思う。自分もその域へ行きたい)
音の方もいつもは藤田(kyoheifujita)を信頼してほぼ任せっきりだったけど、今回はかなり自分から色々注文してしまった。なにぶん完成した物を見て作ってもらうのではなく制作と並行して考えて貰っていたから、うまく映像の世界観が伝わらず迷惑を掛けてしまったと思う。
最終的に「幼い頃に訪れたおじいちゃんの書斎で流れていた聞いた事がない電子音楽」という言語化でオーダをし、深みがありつつ節々に藤田節を感じさせる素敵なサウンドが出来上がった。
藤田とは”うさぎのへいたいは待機。”というユニットでVJを担当してからの付き合いでもう7、8年の付き合いなんじゃないだろうか。本当に良い友人を持ったと思う。
今はLa bit Pluieというユニットを組み、新しい音楽と世界観を拡張し続けているので気になった人はぜひチェックしてみてください。
話がまとまらなくなってきた。
こんな大役を仰せつかったけど自分はこの年鑑にのっている99人(+50人)に全く頭が上らないし、まだまだ成長…と言うより刃を研ぎ続けなくてはいけないと思う。
そういう意味で今回の経験はカンフル剤となったし自分の表現というふんわりした物を固めるきっかけになったのでした。
あらためて今回お誘いを頂いた映像作家100人のご担当者様、そしてまとまりない愚文を読んで頂いた画面の向こうの皆様ありがとうございました。
(あらゆる物事を大局的に見て)良い人生を!幸せになりましょう。