2021/11/30(火) 21日目
午前、実車のみきわめ。寡黙な教習員の方で路上、スイッチバック、縦列駐車を細かいミスはあれどその都度一言二言助言を頂く形で全体的に冷静にこなせた。結果問題なく終了。明日の卒業検定の引き換え券をもらう。

この日は午後以降予定が入ってなく(本来なら明日に備えなくちゃいけないだろうけど)、前回入る事が出来なかった水木しげる記念館へリベンジ来訪する事とした。
(※ちなみにこの事は仮に明日の卒検で落ちたら「ほら見たことか!」的な事を言われそうだったのでTwitterには一切書いてない。)
記念館前、偶然にもこの日は水木しげる氏の命日で「ゲゲゲ忌」なるものが行われていた。献花台に手を合わせ、境港の風習でキャラメルとキャンデーが入った袋を頂く。記念館の中は作品は勿論それ以上に氏の人柄や生き方、歩んで来た人生が分かるものだった。ご本人が世界中を回って集めた原住民のお面の展示は圧巻だった。

ゲゲゲ忌のみに表に出されるパネル
圧巻のお面の数々

境港のスーパー(その土地の飯を探すなら地域密着のスーパーが1番)で”いただき”と”春雨の入った茶碗蒸し”も食し、出来うる観光はした。

油揚げの中に米と具材を詰め出し汁で炊き上げた”いただき”
茶碗蒸しに春雨を入れるのは米子独特の文化らしい

ホテルに帰り荷物をまとめ、明日に備えて眠る。

2021/12/01(水) 22日目
卒業検定当日。1段階目の様な学科試験は無い事を知り拍子抜けしつつ、技能試験に挑む。

試験は路上からスタート。頭の中では何度もYOUTUBEのアルバカちゃんねるの教習動画のBGMが流れる。通行予定のコースに工事箇所が2ヶ所ほどあり面食らうけど、運転とはそういうものだと言い聞かせ冷静に進路変更。

最後、教習所のコースで右バック。まずは道の凹みに車体を入れる。左に寄りすぎて幅寄せをしようとする、ハンドルの回し方を誤り幅寄せできない。あ、これダメなやつだ。と焦る。検定員に何回までやり直しOKですかと聞く。なんで自分はハードルを上げているのだろう。もう出来ない幅寄せに四苦八苦するならと、玉砕覚悟でハンドルをえいやと左に回し左へ抜けようとする。
頭の中でSTAR FOXのペッピーが言う「自分の感覚を信じろ」の言葉がリフレインする。自分の感覚を。。


検定終了。最後に検定員の方から何で気をつければ普通に抜ければ良かったところを幅寄せしようとするんだとご教示頂く。抜けられたんだ、、(自分の感覚とは)
兎にも角にも脱輪して試験中止なんて事にならずに良かった。

ロビーに戻り腰を下ろす。発表時間になり合格表示版にカメラを向ける。
試験に落ちて爆笑動画になるか、或いは純粋に思い出動画となるか。
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結果は合格。
良かった。東京に帰れる!

とんとん拍子で卒業式を終え、3週間お世話になった食堂で最後の食事をし午後には教習所を立ち、米後駅にて解散。
同期のメンバー、(同い年でラッパーで旅人気質のNさん、一回り下で警察官を目指すKさん)に別れを言う。住んでいる場所はそれぞれ別だけど、偶然にも将来的にはみんな東京に行くらしい。思わぬ形で再会が出来たら面白い。

折角なので米子駅辺りを少し散策しようかなと思ったけど、天気も悪いのでさっさと飛行機で帰ることにする。

帰りは運良く窓際を取れた。遠く離れていく鳥取の夜景、近づいてくる東京の夜景を堪能出来た。飛行機、次はいつ乗れるだろうか。


3週間ぶりの自宅。久しぶりのソファー、1人祝いの寿司を食し明日の免許センターでの試験に備える。

2021/12/02
早朝、調布の運転免許センターに向かう。人が多く中の雰囲気は殺伐、係員の方がどんどん人を捌いてく。教習所で手に入れた卒業証明書がラストダンジョンで輝いて効果を発するアイテムに思える。

部屋に入り長々と説明を受けた後試験開始。時間は50分、問題数は95問(文章問題90問各1点、イラスト危険予測5問各2点)、合格点は90点。
地味に気が抜けない。教習所や自習で見た事ないタイプの問題が出てきて戸惑うも、やることはやってベストは尽くした。テスト終了。

しかし自信がない。ベストは尽くしたのだからと己を励ます。正直別に落ちても死ぬわけではないのだけど、もう1日調布まで足を運ぶのはしんどい。仕事も後に控えているのだ。

あまり自信が無かったため合格発表の画面で自分の番号を見つける時は1番心臓バクバクしてた。結果は合格。

合格、合格したぞ。。この喜びをSNSで報告しようとしたけど運転免許センターは電波がジャミングされて外界に繋がらない。1人で噛み締める。

それにしても合格してから免許証を貰うまでが長かった。交付代を払い証明写真を撮るために長い列を並ぶ。その後発行まで2時間くらい待機。
余談だけど証明写真は持ち込みしようと思って綺麗に自分の顔を撮影したのだけど初回は現地で撮影したものじゃないとダメだった(補正作業+深夜ファミマネットプリントへ向かった努力..)

交付室的な所で窓口より名前を呼ばれ、免許証をついに手に入れる。
自分の顔写真の左下側部分の取得免許欄が2つもアンロックされている。まるでシーカーストーンがアップグレードされたみたいだ。

売店で現地限定のピーポくんグッズを買い外に出る(社長へのお土産)。
免許センターをバックに免許証の写真を撮る。

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いやー。これで終わったんだな。終わったというか、これからバイクを買うために色々計画しないとだから寧ろ始まりか。


いい歳して3週間免許を取りに地方へ飛ぶ。
こんな自分の行動を許可した会社(ハンドサム)もいい意味でイカれてるし、自分の行動に理解を示して頂いたクライアント様にも感謝しかない。
そして自分の日記やツイートにハートをくれたあなたにも。

自分のTLを見るとほぼ飯の写真と教習所の写真しかない。さすがに物を作っている人間に見えない。
それも楽しいけど、楽しいけど、そういった経験がまた楽しいと思える様に戻ろう。非日常から日常へ。自分はまた再び戦地へと赴くのだ。