「スマホ時代の哲学 失われた孤独をめぐる冒険」

以前Xで南村杞憂さんのポストでこの本のことを知り、最近は寝る前に少しずつ読み進めている。

まだ半分くらいまでしか読んでないけど、
・孤独(自分との会話ができる空間、時間)の必要性
・寂しさ(SNSなど人の多い場で繋がる事で感じる孤独)の危うさ
・創作を通じ内なる他者を育てること
そのあたりのことがワシャーと入ってきて頭の中がわーっとなってる。

携帯でネットする時代だったらまだ孤独の世界だったのにね。
昔は良かったみたいな事は言わないけど、
今は人の心が他人の手のひらの上で、満たされない渇きを延々と与え続けられている様な時代だなと思う。自分はその飢えに抗いながら墓標の前に立ち冷たい土の中に埋まったもう1人の自分をスコップで掘り返している。

フィリンピンに住むとある困窮邦人の人生を追ったドキュメンタリー。老齢に差し掛かった当人の恵まれた人間関係、そこには金銭や地位とはまた別の豊かさを感じる。
そこには実年齢より老け込んだ母と反対に若々しさがある父、社会とのコミュニケーションの有無によって生まれたであろう対比を思い出したりもする。

避けられない老いを将来自分はどのように受け止めるのだろう。
少なくとも内側と外側、両翼のコミュニケーションをうまくとって豊かでありたいと思う。